診療について

ペットの体調がすぐれないと感じたら早めにご来院をお勧めします。また、ペットの様子が普段と変わらない場合でも病院で診察をして異常に気付くことも少なくありません!!元気だと思っていても、定期的にご来院いただくことをお勧めします。また、病気がちの子やお年の子は頻回に診察をした方がいいと思います。犬ちゃん猫ちゃんは私たちの4~5倍の速度で年を重ねていきます。若い子と比べて、お年の子は病気も増え、またかかりやすくなっています。 定期的な診察を心掛けましょう!!



 

検査について

ペットの体の状態を、迅速、そして正確に把握するために各種検査機器を充実させています。ペットは言葉を話せないので私たち以上に検査は大切になります。検査ですべてが分かるわけではありませんが、治療を行うに当たり必要な情報を素早く知ることができます。検査をせずに病気の発見が遅れ、手遅れの状態になってしまう事も少なくありません。ペットは言葉を話したり、痛みを伝えることが出来ません。痛みや辛さを我慢する事も多いです。いつもと様子が違うと感じたら、早急に検査する事をお勧めします。



完全血球

  計算機

 

血液検査を行う器械です。主に赤血球,白血球,血小板といった 血液中に含まれる細胞成分の測定を行う器械です。最近の器械は微量の血液で正確な 測定ができるようになっております。

 

血液化学検査機

血液中の微量な酵素などを調べる器械です。この1台でかなりたくさんの項目を調べることが出来ます。最近はペットの病気も多様化しており,なくてはならない器械の1つです。 微量な血液で多数の項目を調べられます

 


レントゲン診断装置

最近はフィルムレスのレントゲンがスタンダードになりました。デジタルで現像できるようになったため、高精細かつ迅速にかつ低線量でレントゲン画像を得ることが出来ます。

 

 手術用モニター

様々な手術に対応するため、高性能なモニターが欠かせません。心電図、呼吸数、血圧、体温、酸素・二酸化炭素濃度測定など安全に手術を行うための機能が搭載されたモニターです。麻酔中動物は身動きが取れませんのでこのようなモニターを通して動物の状態を詳しく知ることが出来ます。手術は動物にとってプラスの意味を持たなければなりませんので、より安全に行う必要があります。 

 


超音波診断装置

超音波診断装置(エコー検査器)はレントゲン検査などではわからない異常を見つけ出して

くれる非常に優れた特徴を持つ器械です。記録した画像を飼い主様に直接見ていただくことが出来ますのでより深く飼い主様にも病状を理解してもらえるようになっております。

電子内視鏡

電子内視鏡は、胃や腸の中を直接見ることが出来るため超音波検査やレントゲン検査では見つけられない病気を見つけることが出来ます。内臓の状態を確認するときや異物を飲み込んだときに活躍しています。

 


近赤外線治療器(アルファビーム)

老齢犬に多い慢性関節炎による痛みや,椎間板疾患などの慢性疼痛に効果を発揮します。東洋医学のハリ・お灸治療に相当します。治療器の先端から出るビームを動物に照射するだけなので、動物も嫌がりません。気持ちよく治療を受けてくれる子が多数です。 照射方法にもよりますが,約10分から15分の照射で効果があります

 

 

検査用生物顕微鏡

顕高精細な顕微鏡で検査することで,より正確な診断を下せます。 細胞内のわずかな変化を見逃さないように、光量や倍率を調整しながら診断します。血液検査や皮膚検査、腫瘤の細胞検査などで活躍しております。

 


 

ICU

 手術直後や心臓病・重度の呼吸器疾患を持つペットに 使用します。酸素濃度・温度・湿度を正確に管理できるためペットの病状の回復に活躍しております。この器械のおかげで重体の動物の管理がかなり楽にできるようになりました。

ペットは人がいるときといない時では見せる姿が異なります。人がいると弱みを見せないようにする動物も少なくありません。そのような場合に監視カメラが役に立ちます。動物の素の状態がわかるので、治療や看護の重要な情報になります。